日々是好日に思うこと。
時々、すとんと腑に落ちる言葉に出会うことって、ありませんか?
『日々是好日』という言葉、素敵だなぁ、と思うのです。
『毎日いい日が続いて結構なことだ』と言う、読んで字のごとくではなく『こだわりや、とらわれをさっぱり捨てきって、その日一日をただありのままに生きる、清々しい境地』という意味合いだそうです。
振り返れば、「今の自分はいろんなことに囚われているなぁ。」と感じたり、しかも、それが自分の勝手な思い込みであったりするから、「自分を客観的だとか、俯瞰してみるって難しいなぁ。」と感じてしまったりするわけです。
唯、ありのままの自分でいられるって素敵ですよね
「こうならなければいけない自分」とか、勝手に決めつけてしまうのも自分。
いろいろな悩みがあるけど、「結局ほとんど自分で自分を苦しめてしまっているのかなぁ。」などと思ってみても、また明日になると、大概の悩みは忘れて、昨日と変わらないから、「うーん、人というのが成長するのは、なかなか難しいぞ。」と思ってしまうわけです。
それでも、日々是好日でありのままに…というよりは、「まぁ自分はこんな感じだろう。」という感慨でもって、日々を過ごすことになるわけです。
とても悟りは開けそうにないですが、「背伸びせず、まずは目の前のやれることをコツコツと。」
これも、日々是好日に続くに続く道でしょうか?