就寝時、いろいろ考え込んで眠れないときには。
良い睡眠をとることは健康への第一歩です。
しかし、いざ布団に横になって眠ろうとしても、「体は眠りたいのに頭の中だけ興奮してしまって、眠られない時がある。」という方は案外多いように感じます。
そのような方に、ちょっとしたアドバイスです。
- お布団の中で仰向けになる。
- 次に、閉じた瞼の上に数枚のタオルを置いて、眼球を圧迫する。
ただこれだけ。
そんなことだけ?と思われるかもしれませんが、案外これくらいでも落ち着くものですよ。
少し余裕があるなら蒸しタオルにしてもよいかもしれませんね。
その際は、乾いたタオルの上に蒸しタオルを置いて、布団を濡らさないようにすると良いかもしれません。
更に、瞼を圧迫して温めることは、上瞼の筋肉上眼検挙筋を刺激して副交感神経を刺激するスイッチになります。
発生学的には、眼球の底の網膜は脳(間脳)の突出したものですから、網膜は脳の一部です。
もちろん、全身の血流を良くすることが大前提ですが、眼を温めて脳の血流を良くすることで、脳内で幸せホルモンであるβエンドルフィンが増えます。
幸せホルモンで「気持ちがいいな。」「心地いいな。」に包まれて、少しでも眠りやすくなるといいですね。