毎日、疲れて疲れて・・・
私たちの生活は、忙(せわ)しない。
「普通や当たり前という、周囲との比較に囚われて、いつも何かに急き立てられているようで。」
「毎日、あれもこれもして、気が付いて外を見たらもう暗くて、一日が終わりそうで。気が付いたら疲れていて。」
「いったい、この疲れは何のためなのかとため息が出てしまい。
いったい何に我慢しているのだろう。何のために頑張っているのだろう。」
こうした感情を持って来院される方が、なんと多いことか!
日ごろのストレスを、小出しにできる方は、まだ良いと思うのです。
楽しみがある方は、心も体も壊れはしないと思うのです。
毎日の生活において、自らの感情を抑圧しなければならないことが多すぎて、そうして、気が付いたときには、大きなストレスを貯め込んで、疲れ切ってしまう。
肩こりや腰痛は、単に姿勢の問題や使い方の問題だけではないです。
貯めこんだ鬱々とした感情は、やがて知らないうちに体を蝕(むしば)んでいきます。
そうした体の状態は、自律神経の働きを乱し、やがて様々な不調が現れてきます。
肩こり、腰痛、便秘に肌荒れ、不眠、めまい、生理不順、頭痛etc.。
無理せず、できることから始めたら良いと思うのです。湯たんぽを抱えてボ~っとすることから始めてはどうでしょうか?
他人から「頑張りすぎないように頑張って」と励ましなのかどうかもわからない励ましを受けながら、頑張ってしまうのなら、ちょっと一息ついて、体を温めることから始めると少しだけ前向きになれますよ。